みとろの丘が2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。
みとろの丘は、加古川市営の農業公園「見土呂フルーツパーク」の再整備事業として2022年10月より、設計・施工・運営が三位一体となったDBO方式で事業に取り組んできました。
『あるものは活かし、ないものは最小限でつくる』をコンセプトに、既存の農の風景を最大限活かしながら、公園全体をアップデートしました。オープン後も、市民の皆さんと一緒に、より良い場を目指して運営しております。
デザインのポイント
1.捧げられてきた意思やエネルギーを引き継ぐために
「あるものは活かし、ないものは最小限でつくる」。
2.最大限の可変性を担保するために、大きな施設ではなく、
小さな木造の建築や構造物を散りばめる。
3.地域の生活者と一緒に考え、アップデートし続ける
「新しい公共の場づくり」。
以下審査委員からいただいた評価コメントです。
「市営農業公園の再整備事業。もともとの温室(グラスハウス)を改修し、屋内公園と位置づけて使っている風景が良い。グラスハウスや園内の高台に位置するグランピングサイト等、既存の建物や敷地を最大限活かし、ないものを最小限で作るという姿勢が素晴らしい。この場所に訪れた新たな世代が、農業など地域風景を自分でつくる体験をデザインしていることは価値であり、全体の構想力と実践力を評価したい。」
リニューアルに関わっていただいた多くの方々、そして地元住民や遊びに通ってくださる地域の方々のおかげです。
いつも本当にありがとうございます!
これからも「つくる、つながる、みんなの居場所」のコンセプトのもと、訪れる方やスタッフ同士みんなで一緒にこの場所や空間をつくり、楽しみ、自分らしく居られる場所、居心地のいい場所になっていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします!